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箱根駅伝、補欠にエース級…早くも駆け引き

第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)の区間エントリーが29日行われ、23チームのオーダーが発表された。史上3校目の5連覇と、初となる2度目の大学駅伝3冠(出雲、全日本、箱根)を狙う青学大、5年ぶりの優勝に挑む東洋大、全日本大学駅伝2位の東海大は、いずれも主力を複数補欠に回し、各陣営の駆け引きが注目される。青学大はエースで主将の森田歩希(ほまれ)(4年)が補欠に回った。原晋(すすむ)監督によると、11月下旬に左股関節を痛めた影響があり、前回区間賞の2区を避け、他の区間で起用する方針だという。一方、前回5区5位の竹石尚人(3年)や同7区区間新記録の林奎介(4年)ら他の主力は順調とし、指揮官は「5区で先頭と2分差以内なら竹石で逆転できる。うちがほぼ勝つと思う」と自信を見せる。前回4年ぶりに往路を制した東洋大は、1区に前回区間賞の西山和弥(2年)を再投入。補欠に回した前回3区区間賞の山本修二(4年)、同2区3位の相沢晃(3年)について酒井俊幸監督は「当日の朝に変更したい」と起用を明言。「青学大、東海大は復路の層が厚いので、往路で1分差は欲しい」と、先手必勝の布陣で臨むつもりだ。前回往路9位の出遅れが響いた東海大は、1区に主軸の鬼塚翔太(3年)を起用。両角速(もろずみはやし)監督は「前半からしっかり勝負に絡んでいきたい。調子が悪い選手はいない」とし、補欠にした館沢亨次、関颯人(はやと)(ともに3年)ら他の主力選手も、重要区間に投入する見通しだ。予選会首位通過からの3強入りを狙う駒大も、エース片西景(4年)が補欠に入った。大八木弘明監督は1区か3区で起用する方針を明かし、「往路を3番から5番で終わり、復路でしっかり流れを作りたい」。力のある4年生を復路に投入して勝負する構えだ。前回3位の早大は、出雲、全日本でエース級の活躍を見せた1年生の中谷(なかや)雄飛を投入予定の往路で流れに乗りたい。前回5区区間賞の青木涼真(りょうま)(3年)を擁する法大も、前回6区3位の佐藤敏也(同)を往路で使う予定で、目標の5位へ前半から勝負をかける。順大はリオデジャネイロ五輪男子3000メートル障害代表の塩尻和也(4年)が4年連続で2区に入り、悲願の区間賞に挑む。関東学生連合で東大勢14年ぶりの出場がかかる近藤秀一(4年)は1区に入り、前回インフルエンザで出場できなかった雪辱を目指す。◆補欠=箱根駅伝のルールでは往路・復路で合計4人まで、レース当日の朝に区間配置された選手と補欠の交代が認められている。区間配置された選手同士の入れ替えはできない。他大学の戦略を探るため、あえて主力を補欠に回すチームもある。2018年12月29日20時37分Copyright©TheYomiuriShimbun

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